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パソコンを宅配回収へ出すとき、「段ボールへ入れば完成!」……と言いたいところですが、箱の大きさ、重さ、液晶の保護、データ消去まで確認しておく必要があります。
特に無料回収は、サービスごとに箱の上限が違います。梱包を全部終えてからサイズオーバーが判明すると、テープを剥がして詰め直すという地味に心を削るイベントが発生します。まず条件確認、次に梱包。この順番でいきましょう。
最初に回収サービスの箱条件を確認
| サービス | 箱の主な上限 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| リネットジャパン |
3辺合計140cm以内・20kg以内 | パソコン本体を含む回収1回につき1箱無料 |
| ライズマーク |
3辺合計160cm未満・30kg未満 | 対象品と発送方法を申込前に確認 |
※2026年8月27日時点の公式案内。条件は変更される場合があります。
段ボールは大きければ良いわけではありません。空間が多いほど箱の中で本体が動きやすく、サイズ区分も上がります。パソコンと付属品が無理なく収まる、なるべく小さめの丈夫な箱を選びましょう。
梱包前に用意するもの
- 丈夫な段ボールまたはサービスが認める厚手の袋
- ガムテープ
- 液晶面を保護する段ボール板や柔らかい布
- 隙間を埋める新聞紙など
- 体重計または荷物用のはかり
- メジャー
リネットジャパンでは、通常の段ボール梱包で緩衝材は不要と案内されています。ライズマークも本体を段ボールへそのまま入れられる案内ですが、液晶画面は割れや傷を防ぐため保護が必要です。
パソコンを梱包する手順
1.必要なデータを先に取り出す
写真、書類、ブラウザーの保存情報、年賀状データなどを外付けストレージやクラウドへ移します。あとで必要になっても、発送後は基本的に取り戻せません。
2.アカウントとデータを整理する
Microsoft、Apple、Googleなどのアカウントからサインアウトし、端末の登録解除を確認します。初期化だけではデータが完全に消えない場合があるため、回収サービスの消去案内や専用ソフトも確認してください。
詳しくは「古いパソコンを処分する前に|データの置き土産、大丈夫ですか?」で整理しています。
3.電源を切り、外せる付属品をまとめる
電源ケーブル、ACアダプター、マウス、キーボードなどをまとめます。説明書やリカバリーディスクを同梱できるサービスもありますが、対象外品を混ぜないよう公式一覧を確認しましょう。
4.大きく重い物を下へ置く
デスクトップ本体など重い物を下にし、ノートパソコンや軽い周辺機器を上へ置きます。液晶画面がほかの機器の角へ当たらない配置にしてください。
5.液晶面と隙間だけを保護する
全面を何重にも巻く必要はありませんが、液晶面には段ボール板や布を当てます。箱の中で本体が大きく動く場合は、新聞紙などで隙間を埋めます。ケーブルは束ね、端子が画面へ当たらない位置へ入れましょう。
6.箱を閉じる前に測る
縦・横・高さを足し、重さも量ります。箱のふたが盛り上がっている場合は、その出っ張りも含めて測ります。最後に底面と合わせ目をガムテープで補強して完成です。
同梱しやすい物・確認が必要な物
| 品目 | 目安 |
|---|---|
| ACアダプター・ケーブル | 同梱しやすい。束ねて本体や液晶へ当たらないようにする |
| キーボード・マウス | パソコン本体と同じ箱なら対象になる例が多い |
| 外付けHDD・USBメモリー | 必要データを消去し、サービスの対象品一覧を確認 |
| 液晶モニター | 本体同梱・モニターのみ・種類によって料金条件が変わる |
| CRTモニター | 有料や対象外になる場合があるため必ず個別確認 |
| 膨張したバッテリー | 通常の宅配回収へ入れず、自治体やメーカーへ相談 |
| UPS・大型プリンター | 対象外の例があるため送らないまま確認 |
よくある梱包ミス
- 申し込み前に先に発送してしまう
- 箱のサイズと重さを測っていない
- モニターだけでも無料だと思い込む
- 必要なデータをバックアップしていない
- 液晶へケーブルや機器の角が当たっている
- 対象外の家電や電池を一緒に入れる
「たぶん大丈夫」で箱を閉じるより、公式条件を見ながら1項目ずつ確認したほうが、結局は早く終わります。
発送前の最終チェックリスト
- 申込フォームの送信が完了している
- 必要なデータをバックアップした
- データ消去方法を決めた
- 対象外品を入れていない
- 液晶画面を保護した
- 箱の3辺合計と重量が上限内
- 指定された配送方法を確認した
サービスの違いは「パソコン無料回収2社を比較」で確認できます。箱の条件とデータ消去の扱いまで見比べてから、送り先を決めてください。
まとめ
パソコンの梱包は、厳重に包むことよりも、対象条件・箱の上限・データ消去・液晶保護の4点を外さないことが大切です。
申し込み、データ整理、梱包、計測、発送の順に進めれば、段ボールを何度も開け直さずに済みます。最後に公式ページの現行条件を確認して、箱へ「いってらっしゃい」とテープを貼りましょう。
参考:リネットジャパン公式サイト「梱包の仕方」、ライズマーク公式サイト「梱包方法、梱包個数を少なくする方法」「よくあるご質問」(2026年8月27日確認)。

